国語言葉の意味

【慣用句】「手に汗を握る」の意味や使い方は?例文や類語を文学部卒の校正者兼ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「手に汗を握る」について解説する。

端的に言えば手に汗を握るの意味は「危険な出来事や緊迫した状況を前にはらはらすること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本文学科出身でライター業のかたわら校正もしているJasminを呼んだ。一緒に「手に汗を握る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/jasmin

日本文学を専攻し事務職を経て現在は校正者兼ライター。正しく美しい日本語を日々追求している。趣味の野球観戦でよく「手に汗を握る」展開を目にすることがあるというが、今回はその「手に汗握る」について説明していく。

「手に汗を握る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「手に汗を握る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「手に汗を握る」の意味は?

「手に汗を握る」には、次のような意味があります。

あぶない物事をそばで見ていたりなどして、ひどく気がもめる。また、見ていて緊張したり興奮したりする。手を握る。

出典:精選版 日本国語大辞典(小学館)「手に汗を握る」

「手に汗を握る」は危険な場面や緊迫した状況を見ていて、はらはらしてしまい手のひらに汗をかいている状態のことをいいます。または心配で心が落ち着かなくてやきもきすることで、緊張感にあふれている状況が感じられますね。スポーツやゲームなどで勝敗をかけた熱戦が繰り広げられ緊迫した場面では、プレイヤーだけではなく観客にもその緊張感が伝わってくるほどの張り詰めた空気が「手に汗を握る」という状況を指しますが、日常生活ではあまり縁がなさそうです。

日常で「手に汗を握る」ほど張り詰めたスリルのある場面に遭遇することはあまりないのかもしれません。見方にもよりますが、その状況の当事者よりは少し離れたところで一連の出来事を見ている人の視点という印象もあります。

「手に汗を握る」の語源は?

次に「手に汗を握る」の語源を確認しておきましょう。手のひらににじみ出た汗を握ることからといわれていますが、確かに緊張すると手のひらに汗をかいてべたべたしますよね。さらに緊張で手に力が入ってしまい、その汗を握りしめてしまうほど緊迫した状況だといえるわけです。

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