国語言葉の意味

【慣用句】「油を絞る」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師がわかりやすく解説!

この記事では「油を絞る」について解説する。

端的に言えば「油を絞る」の意味は「ひどくしかる。・血のにじむような苦労をする」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んです。一緒に「油を絞る」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「油を絞る」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「油を絞る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「油を絞る」の意味は?

「油を絞る」には、次のような意味があります。辞典などで正確な意味を確認し、内容を詳しく見ていきましょう。

1.過ちや失敗を厳しく責める。

2.ひどい苦労をする。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「油を絞る」

「油を絞る(あぶらをしぼる)」とは「厳しく叱る・責める」という意味。最近、あなたはいつ叱られましたか。叱られた側は叱られた事実をずっと覚えているものですよね。このように「油を絞る」とは、厳しく叱られた側が「油を絞られた」という受動態の形で用いることが特徴。

親と子・先生と生徒・会社の上司と部下・監督と選手。このように心のつながりが深い関係において使われることが多い慣用句なのです。「信頼性」・「親子愛」・「師弟愛」が存在しているのかもしれませんね。

「油を絞る」の語源は?

次に「油を絞る」の語源を確認しておきましょう。由来は江戸時代。菜種や椿の実などの植物から油を取るとき、強い圧力を使い絞り出さなければなりませんでした。この「グイグイと力を込めて油を絞り出す様子」。これが由来して「油を絞る」=「叱る・相手の過ちを責め立てる」という言葉が誕生したのです。

江戸時代には、「苦労して金銭や利益を手に入れる」という意味。また、明治時代には現在と同じように「相手の過ちを責める」という意味で用いられるようになったのですよ。時代の流れとともに移り変わった言葉の意味。なんとも興味深い慣用句ですね。

\次のページで「「油を絞る」の使い方・例文」を解説!/

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