国語言葉の意味

【慣用句】「タガを外す」の意味や使い方は?例文や類語を日本語オタクライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「タガを外す」について解説する。

端的に言えばタガを外すの意味は「規律や束縛から抜け出すこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は日本語学を中心とし、文学・語学を専門的に学んでいるライターのイオリを呼んだ。一緒に「タガを外す」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/イオリ

日本語学を専門に学び、趣味は読書と小説執筆という日本語漬けの毎日を送るライター。日本語オタクとして言葉の意味や内容、その面白さを丁寧に解説していく。

「タガを外す」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 67175268

それでは早速「タガを外す」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「タガを外す」の意味は?

「タガを外す」には、次のような意味があります。

規律や束縛から抜け出す。はめを外す。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「箍を外す」

漢字では「箍を外す」と難しい字で表し、「たがをはずす」と読むこの言葉。意味は「規律や束縛から抜け出すこと」です。漢字は難しくても、意味自体はかなりわかりやすいものですね。「はめを外す」という言いかえも日常的に馴染み深いものではあります。

そんな「タガを外す」ですが、この「タガ」という言葉を用いた慣用句はその他「タガを締める」「タガが緩む」などというようにたくさんあるのです。この「タガ」の正体や、「はめを外す」とのニュアンスの違いなど、気になるところもまだまだある言葉ですね。この機会に一度一緒に確認していきましょう。

「タガを外す」の語源は?

ではまず「タガを外す」の語源を確認しておきましょう。

「タガを外す」は前述した通り、漢字で書くと「箍を外す」という文字になりますね。そして語源を辿ると、この「箍」がキーワードになってきます。

「箍」とは、木材で出来た樽(たる)や桶(おけ)の外周をぐるっと囲うようにして固定する輪っかのことを指す用語です。金属などで出来ており、この輪っかのおかげで木材がしっかり固定されて樽や桶などの器として使用出来るという道具を表します。そんな重要な役割を担う「箍」ですが、これを外すと木材同士がばらけてしまい樽や桶は壊れて使えなくなってしまいますよね。この行動が意味と一致して、「規律や束縛から抜け出す」ことを「タガを外す」という言葉で言い表すようになったのです。

「箍」はあまり日常的に使わない漢字ですか、その正体を知ると「タガを外す」の意味自体もわかりやすくなってきますね。

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