国語言葉の意味

【慣用句】「矛を収める」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

「矛を収める」の対義語は?

次に「矛を収める」の対義語を見ていきましょう。

「引くに引けない」

「矛を収める」が「争いをやめる」ことを意味するのに対して、「引くに引けない」(ひくにひけない)は、「引き下がりたいのだけれど、引き下がれない」あるいは「やめたいのだけど、ものごとの進行が進んでしまつて、いまさらやめられない状況」を表す場合に使われる言葉です。「矛を収める」がキッパリと辞められる状態であるのに対して、「引くに引けない」は心理的にも追い詰められたときに使われることの多い言葉になりますね。

「矛を収める」の英訳は?

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次に「矛を収める」の英訳を見ていきましょう。

「lay down one’s arms」

「矛を収める」に比較的ピッタリと合う英語表現には、「lay down one’s arms」があります。

「lay down one’s arms」の「lay down」(léɪ dάʊn)には、「横たえる」や「寝かしつける」の他にも「(武器を)捨てる」や「明け渡す」の意味でも広く使われており、「arms」(άɚmz)はこの場合、「武器」や「兵器」の意味になるのです。

「lay down one’s arms」全体では、「武器を捨てる」という意味となり、「矛を収める」と同様に「戦闘をやめる」という意図で使える慣用表現になるます。但し、「lay down one’s arms」には、「降伏して戦闘をやめる」という意味も含みますが、「矛を収める」には「勝利を確信していても戦いをやめる」という場合も含まれるため、その点では「lay down one’s arms」と少し異なるでしょう。

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江戸時代の主力武器であった刀の使い方については、剣道として竹刀を使った稽古や練習が現代でも広く行われ、江戸時代の名門道場のひとつであった千葉道場(ちばどうじょう)は現在でも道場を開いているんだ。

しかし、矛の使い方や機能を教える道場や研究会は今でもあるのだろうか?調べて見ると沖縄などには、琉球古武道として一部、琉球式矛を教えている道場があるようだ。剣道や他のスポーツと同様にレベルに合わせて初級や初中級のクラス、中級や上級のクラスもあるようだから、興味があれば調べて沖縄の道場を訪ねてみてくれ。

「矛を収める」を使いこなそう

この記事では、「矛を収める」の意味や使い方を見てきました。もともと、「矛」(ほこ)とは中国の伝統的な両刃を持つ武器のことでしたが、「矛を収める」で「戦いをやめる」ことを意味する慣用句でした。

長い人生、普段の生活の中でも怒りで一杯になることもあります。怒って戦わなければならないこともあるでしょう。しかし、戦い続けることは疲弊することでもありますので、仮に争いになってしまったとしても、いつ、どこで、どのように「矛を収める」かを考えることも大切なことかもしれませんね。

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