国語言葉の意味

【慣用句】「小股の切れ上がった」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

「あだっぽい」

漢字では「婀娜っぽい」や「仇っぽい」と書くこの言葉。意味は「女性の容姿や身のこなしが、なまめかしく、美しい。色っぽい。」です。

女性の容姿や、身のこなしを称える意味では「小股の切れ上がった」と近いものがあります。またかつては「小股の切れ上がった」に見られるように「粋(いき)」な感じを意味することもあったようです。

この「婀娜っぽい」の「婀(あ)」と「娜(だ/な)」という漢字はともに「女性の美しい姿」をあらわします。また女性のことさす「おなご」という言葉は「婀娜子」という字に由来。

例文を見てみましょう。

1.彼女の、美しいというよりは「あだっぽい」魅力が評価されている。
2.最初に想像していたよりも「あだっぽい」浴衣姿であった。
3.あの歳にして「あだっぽ」さを身につけているとは、末恐ろしい可能性を秘めている。

「渋皮のむけた」

田舎くささが抜けて、都会風になる。洗練される。あか抜けして美しくなる。」 や「 堅苦しいところがとれて、世慣れてくる。また、物事に慣れて巧みになる。」を意味する「渋皮が剥ける」。この渋皮のむけた女性は、「あか抜けていて、粋な女性」という意味では「小股の切れ上がった」に近いものがあります。

 

この「渋皮」とは、栗の硬い皮の内側にある、タンニンを含んだ苦く渋い薄皮をさし、その見た目にも良くない渋皮をむいて、綺麗にするということから生まれた表現です。
それでは例文を見てみましょう。

1.彼は、教養があり経験も豊富な、「渋皮のむけた」女性が好みだ。
2.あのあか抜けた身のこなしや、流行にも振りまわされない風格は、「渋皮のむけた」大人の証拠だ。
3.事あるごとに慌てふためいていては「渋皮のむけた」人とは言えない。

「柳腰」

柳のように、細くてしなやかな腰」、「細腰の美人」を意味する「柳腰(やなぎごし/りゅうよう)」。この言葉も、女性の容姿を称え、すらっとした足腰という観点、またその言葉自体が「美人」を意味するという点でも「小股の切れ上がった」に近いものがあります。

またこの他にも「柳」は美人の例えとして多く使われおり、美人の細っそりした顔つきをさす「柳顔(やなぎがお)」、柳のように細くて美しい眉をさす「柳眉(りゅうび)」、長くて美しい髪の毛をさす「柳髪(やなぎがみ)」といった言葉です。

四字熟語の「花顔柳腰(かがんりゅうよう)」は「花の様に美しい顔、柳のように細くしなやかな腰の美人」を意味します。

それでは「柳腰」の例文を見ていきましょう。

1.まだ名前も知らない彼女の、柳の枝のように細くしなやかな「柳腰」に見惚れてしまう。
2.あの国際的に活躍する女優の魅力的な「柳腰」は生まれつきのものであるという。
3.不規則な生活と乱れた食生活で、かつての「柳腰」は見る影もない。

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