言葉の意味

「順接を表す主な接続詞5つ」それぞれの意味と使い方は?現役ライターがサクッとわかりやすく解説

「あなたはその情報を知っていて黙っていたのですか?それでは私を騙したのと同じことではないですか」
「昭和60年生まれですか?それでは私と同じ年ということですね」
「3年も留学していたのですか?それでは英語はペラペラということですね」
「一所懸命国語の勉強をしたの?それではもういいから寝なさい」

「それでは」の他の使い方

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「それでは」という言葉は、感動詞として「それでは、さようなら」のように使うこともできます。

また、連語として「それではここまで頑張ってきた甲斐がない」のように、「そういう状態では」という意味でも使える言葉です。

#5 「それなら」

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「それなら」は、「相手の発言などを受けて仮定の事柄または確実な判断を基に後の事柄を述べる」場合に用いる言葉です。

同じような意味の「それでは」を、よりやわらかく口語的に表現します。

「それなら」を使った例文は次の通りです。

「インフルエンザですか。それなら欠席もやむを得ませんね」
「あなたは行かないの?それなら私も欠席しようかな」
「渋滞?それなら電車で行きます」
「彼が反対しているのか。それなら中止にするしかない」

それぞれ微妙に異なる意味を持つ

以上、順接を表す接続詞で代表的なものを5つ紹介しました。

それぞれ意味が似通っている部分がありますが、厳密には少しずつ違ったニュアンスを持っていることがおわかりいただけたでしょうか。

普段何気なく使っている用語ですが、今後は違いや使い方に少し気を付けてみてくださいね。

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