「be reduced to dust」
「be reduced to dust」は直訳すると“ごみに成り果てる”という意味。「be reduced to~」は“減少する”という意味もありますが、ネガティブなニュアンスで“戻る”や“成り下がる”といった意味にもなります。
「灰燼に帰す」を“すべてがダメになった”という意味で表現するのであれば、この英語訳を用いることが可能です。
なお、「dust」ではない単語での言い換えもできます。“灰”を意味する「ash」で「be reduced to ashes」とすると、より日本語の「灰燼」のニュアンスにも近くなるでしょう。
「be burned [burnt] to the ground」
「be burned [burnt] to the ground」は“焼け落ちる”という意味です。「burn」は“燃える”という意味で、「ground」は“地面”の意。そのため、“燃えてなくなり地に戻った”、という表現になります。
「灰燼に帰す」を焼け野原になったという意味で表現したい際は、この英語訳で伝えることが可能です。自身の伝えたい意味に合わせて、英語の表現も使い分けるようにしましょう。
「灰燼に帰す」を使いこなそう
この記事では「灰燼に帰す」の意味・使い方・類語などを説明しました。
折角の大事なものも、燃えてなくなってしまっては呆然としてしまいますよね。日常としてはあまり用いずに済ませたい言葉ですが、意味はしっかり抑えておくと語彙力もあがりますよ。