国語言葉の意味

【慣用句】「我が身をつねって人の痛さを知れ」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

「我が身をつねって人の痛さを知れ」の使い方・例文

「我が身をつねって人の痛さを知れ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.自分では気づかないうちに、相手を傷つけていることだってある。我が身をつねって人の痛さを知れというように、自分がされてイヤなことではなかったか、振り返る必要もあるだろう。
2.人を利用しようとして、その価値がないと判断するなり切り捨てるなんて、あの人は真剣に我が身をつねって人の痛さを知るべきだ。
3.我が身をつねって人の痛さを知ることが大事だと、彼女は言っていた。実際彼女は相談を受けることも多いらしく、みんなからの信頼も厚く人気者だ。
4.テストの点数が悪いと、友人にみんなの前でバラされてツライ思いをしたことがある。アイツには我が身をつねって人の痛さを知ってほしかったよ。

「我が身をつねって人の痛さを知れ」とは、人と同じ苦痛を知ることで他人を思いやるということ。人をつねると痛いという当たり前のことを例にしているため、子どもに教育として伝える家庭も多いようです。

相手の立場に立って思いやる気持ちを大事にしようという意味で、一般的には教訓や戒めの意を込めてで例文のように用いられます。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

「我が身をつねって人の痛さを知れ」によく似た言葉に、「身を抓みて人の痛さを知れ(みをつみてひとのいたさをしれ)」という表現もある。言い換えているが、内容は同じこと。どちらも自分の身をつまみ痛みを知ることで、相手の痛みを理解することが大切という意味だ。関連用語としてどちらの言い回しも抑えておくと、何かあった時にも便利だろう。

「我が身をつねって人の痛さを知れ」の類義語は?違いは?

image by PIXTA / 32421431

それでは次に、「我が身をつねって人の痛さを知れ」と似た意味を持つ類義語を見ていきましょう。

「己の欲せざる所は人に施す勿れ」

「己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)」とは、“自分がしてほしくないことは他人にもすべきでない”という意味のことわざ。自分がされたくないものは、同様に他人もされたくないものだ、という教えです。

「我が身をつねって人の痛さを知れ」と同じように、自分の身に置き換えて相手の立場に立つことで、思いやる気持ちを持つべきだという意味で使われます。

次のページを読む
1 2 3
Share: