国語言葉の意味

【慣用句】「白いもの」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターが解説!

「白いもの」の使い方・例文

「白いもの」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.山に白いものが見られると、いよいよウィンタースポーツ開催の時期だ。
2.白いものがチラついているから、服やスニーカーが濡れる前に早く帰ったほうがいい。
3.久しぶりに地元に帰ってきたけど、宮田のおばさんに最近会ったら白いものが増えてたね。

例文1と2は「白いもの」を「」として使った例文です。例文3の「白いもの」は「白髪」として使われています。

例文3が前段にふれた他人への配慮の典型です。「白髪が増えたね」だと年寄り扱いしているように受け取られかねませんが、「白いものが増えたね」だと気を使っている印象がありますよね。

対して例文1と2は、あえて直接言わないことによる風流さを狙ったものです。「雪が降った」で終わるとただの事実の報告ですが、「白いものが見える」だと「ああ雪のことだね、もうそんな季節か」などと言葉に奥行きが出ます。これも相手との会話を広げようという、ある意味では配慮なのかもしれません。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

かつて女房詞には「白物」(しろもの)というものがあった。塩、豆腐、白酒といったものがそう呼ばれていたぞ。

今だとお年寄りが「あの、アレ、白いモノ持ってきて」と言うような感覚だ。隠語というよりは、言葉が出ないときの応急処置だろうな。

「白いもの」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

それでは、「白いもの」の類義語は何でしょうか。

「白銀」

白銀」は、本来は金属の名前です。特に「しろがね」と読むときはその意味となり、銀でできたもの、たとえば銀貨や銀糸なども「しろがね」と呼びます。

しかし、「はくぎん」と読む場合は少し変化があるので注意しなければなりません。金属の意味もありますが、「はくぎん」と読む場合に限り「」の比喩的表現として使われるのです。辺り一面がきれいな雪で覆われた真っ白な場所のことを「白銀の世界」などと言いますよね。

この場合の「白いもの」、すなわち「雪」には他にもさまざまな表現があります。降雪、積雪、白雪、深雪、雪片、雪花、銀花、六花、青女など、すべて「雪」を表した言葉です。

次のページを読む
1 2 3
Share: