国語言葉の意味

【慣用句】「因縁をつける」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

「横車を押す」

「横車を押す(よこぐるまをおす)」とは、“道理に合わないことを無理に押し通す”という意味のことわざ。横に車を押すように、到底難しいことを無理に行うことを指す言葉です。

相手に無理な要求をして困らせるという点で、「因縁をつける」と類似した意味を持ちます。

ただし「横車を押す」は“相手を責める”という意味は含んでいません。相手の非をとがめたり無理に理由をこじつけるのではなく、「横車を押す」は無理難題を押し通すという意味の言葉です。「因縁をつける」とはニュアンスに違いがあるので、場合に応じて使い分けに注意しましょう。

「因縁をつける」の対義語は?

言いがかりによって相手を困らせることを表すのが「因縁をつける」。その反対の意味とはどんな言葉になるでしょうか。ここでは「因縁をつける」の対義語表現を見ていきましょう。

「正論」

「正論(せいろん)」は、“道理にかなった適切な意見”のこと。「因縁をつける」が言いがかりや、意図的なでたらめに基づくものであれば、正しく本質的なことは正反対の意味になります。そのため「正論」は対義語表現と言えるでしょう。

厳密には対義語というより「因縁をつける」相手に対抗する手段として用いるのが「正論」ですが、反対の意味を持つ言葉として抑えておくと語彙力も上がるでしょう。

 

「因縁をつける」の英訳は?

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最後に「因縁をつける」の英語訳を確認していきましょう。

「pick a quarrel」

「pick a quarrel」は「因縁をつける」の英語訳として使われる表現。「pick」には“仕掛ける”という意味があり、「quarrel」“喧嘩”という意味の単語です。そのため、「pick a quarrel」は“喧嘩を仕掛ける”という日本語訳になります。

因縁をつけるのように責め立てるという言葉ではありませんが、結果として相手に喧嘩をさせるように振る舞うということで、英語ではこのように表現するのが一般的です。

なお「quarrel」という単語ではなく、「fight」を用いて「pick a fight」とすることも可能。好みに合わせて使い分けるといいでしょう。

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「因縁をつける」は言いがかりのことだが、クレームや苦情と言いがかりは異なる。真っ当な要求や、悪意のない要望もすべて「因縁をつけられた」「理不尽だ」というのは、誤りだ。責められるとつい相手が悪いのではないかと思いがちなこともあるが、しっかり物事の本質を見極められるようになりたいものだな。

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