国語言葉の意味

【慣用句】「因縁をつける」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「因縁をつける」について解説する。

端的に言えば因縁をつけるの意味は「言いがかり」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は広告会社で経験を積み、文章の基本と言葉の使い方を知るライターのHataを呼んだ。一緒に「因縁をつける」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Hata

以前は広告会社に勤務しており、多くの企業の広告作成経験を持つ。相手に合わせた伝え方や言葉の使い方も学び、文章の作成や校正が得意。現在はその経験をいかし、ライターとして活動中。

「因縁をつける」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「因縁をつける(いんねんをつける)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「因縁をつける」の意味は?

「因縁をつける」には、次のような意味があります。

無理に理由をこじつけて相手の非を責めたてる。言い掛かりをつける。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「因縁を付ける」

「因縁をつける」とは、今もよく使われる慣用句のひとつ。ささいなことを理由にしたり、故意に何か理由をつくって相手に無理を言い困らせる行為です。発端となる理由はいわゆる言いがかりで、でたらめやクレームである時にも使われます。

いずれにしても、非常に無理難題や根拠もないことを理由にして、人を困らせる時に用いられる言葉です。

「因縁をつける」の語源は?

次に「因縁をつける」の語源を確認しておきましょう。この言葉は、本来は仏教用語がもとになっています。

「因縁(いんねん)」とは仏教用語で、物事が生じる直接的な原因である「因」と、それを外から助ける間接的な原因の「縁」のこと。仏教においてはすべての物事はこの二つによって起こると言われるほど、非常に重要な考えです。この概念から、すべての物事には因縁があり、因縁によって変化を続くとされています。まったく無関係に見えることにも因果関係があり、因縁があるものだと考えられてきました。 一見関係がなくても実は原因になっている、ということから「因縁」とは“原因や由来”という意味を持つようになりました。それが次第に「因縁」の意味が転じて、無理な理由や文句といった意味も持つようになり、結果として無理な理屈をこじつけて困らせる、という「因縁を付ける」になったのです。

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