国語言葉の意味

【慣用句】「百も承知」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

「百も承知」の使い方・例文

「百も承知」の使い方を例文を使って見ていきましょう。

1.君が絵を描けないことなんて百も承知だよ。それでも頼んでいるんだ。
2.このままの学力では志望校に合格できないことなんて君に言われなくても百も承知だよ。

さて、以上ふたつ例文をご用意させていただきました。ご覧いただいて気づいたかもしれませんが、「百も承知」という言葉は、基本的に「ままならない現状」に対して使用する慣用句であると言えるでしょう。

それに対して何かしらのアクションを起こす、あるいは起こそうとした際に他人からそのアクションが無謀な物であるとの指摘を受ける。その際に「百も承知」という表現を使い、そのままならなさを理解していることを表明するという構造があるのです。

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百も承知を使うシチュエーションは意外に限られているんだな。他人からの指摘がなくとも、指摘があることを想定できる状況であれば使うことができるぞ。

「百も承知」の類義語は?違いは?

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「百も承知」は今ある状態を完全に知っていることを表す慣用句です。その類義語にはどのようなものがあるのでしょうか。

「委細承知」

「委細承知」の読み方は「いさいしょうち」。委細は詳しい内容や詳細を表す言葉。それを承知していると言うことで、すべてを知っていることを表せるのです。

こちらはビジネスメールなどでも使用できる、とても丁寧な表現。連絡事項などがメールなどにて送られてきた際に、その返し言葉として「委細承知致しました」を使うことができるのです。

こちらの言葉は百も承知と同様の意味を持つ言葉ではありますが、他人のアクションに反発するような使い方でなく、同意するようなニュアンスで使用するところに違いがあります。

また、江戸っ子風の洒落言葉では人名を模して「委細承知之助」ということもあるようですね。

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