
「補足・言換を表す接続詞5つ」それぞれの意味と使い方をわかりやすく解説
補足・言換を表す接続詞の意味と使い方
補足・言換を表す接続詞は、前の事柄に関連して足りないところを補う場合や、説明もしくは例外・条件を後に付け加える時、また前の事柄を別の言葉で言い表す時に用いられる言葉です。
ここでは、それらの中から主な言葉を5つ挙げて意味や用例を紹介していきます。
#1 もっとも(尤も)
「もっとも」は、「前の事柄を肯定しながらも、それに対立する条件・補足・例外を後に付け加える」時に用います。
「彼女のいいたいことは分かる。もっともそれに同意しているということではないが。」
「それは良案だ。これならうまくいくだろう。もっとも彼が賛成すればの話だが。」
「明日の忘年会には部署みんなで参加する。もっとも部長を除いてだが。」
#2 なお
「なお」は、「前で述べた事柄に他の事柄を言い添える」時に間をつなぐ言葉として用います。
「次回のミーティングは一週間後を予定しています。なお日時など詳細は追って連絡します。」
「明日新入社員の歓迎会を行います。なお新人を除いて当日参加費を徴収します。」
「当店で5,000円以上購入の場合はご自宅への配送を承ります。なお送料は無料です。」
「キャンペーンへの応募は今月末まで受付けています。なお応募にあたって特別な条件はありません。」
#3 ちなみに(因みに)
「ちなみに」は、「本筋から離れて前の事柄に関連した簡単な説明や足りない事柄を後に付け加える」時に用いる言葉です。たとえば以下のように使用することができます。
「明日から当店では最大70%オフのバーゲンセールを開催します。ちなみに店内にはクリスマスをテーマにした装飾を施していますので買い物と併せてお楽しみいただけます」
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