国語言葉の意味

【慣用句】「袋の鼠」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「袋の鼠」について解説する。

端的に言えば袋の鼠の意味は「逃げられないこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は広告会社で経験を積み、文章の基本と言葉の使い方を知るライターのHataを呼んだ。一緒に「袋の鼠」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Hata

以前は広告会社に勤務しており、多くの企業の広告作成経験を持つ。相手に合わせた伝え方や言葉の使い方も学び、文章の作成や校正が得意。現在はその経験をいかし、ライターとして活動中。

「袋の鼠」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 61622972

それでは早速「袋の鼠(ふくろのねずみ)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「袋の鼠」の意味は?

「袋の鼠」には、次のような意味があります。

逃げ出すことのできない状態のたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「袋の鼠」

「袋の鼠(ふくろのねずみ)」とは、まさしく「袋」の中に閉じ込められた「鼠(ねずみ)」の様子をたとえたもの。追い詰められ逃げ出すことが非常に困難な様子を表す時に用いる慣用句です。今でも使われる言葉なので、聞いたこともあるのではないでしょうか。

テレビやドラマの中で犯人に対して使うことや、ギャングや不良に追い込まれた状況、ヒーローのピンチに対してもよく用いられます。状況によってはそこから脱出する可能性もありますが、周りをすっかり囲まれ絶体絶命の状況で使われるのが一般的です。

なお「袋の中の鼠(ふくろのなかのねずみ)」ということもありますが、意味は同じ。どちらの言い回しでも問題ありません。

「袋の鼠」の語源は?

次に「袋の鼠」の語源を確認しておきましょう。「袋の鼠」の由来は、日本の江戸時代。三味線を伴奏楽器に語る浄瑠璃作品のひとつ、『浦島年代記』(1722年)とされています。

この中にあるのが、「大将平馬は此社壇に袋の鼠ただ取こと」という一文。これが「袋の鼠」の語源と言われています。

1722年の江戸時代から現在に至るまで、窮地に追い込まれた状況をたとえる言葉として「袋の鼠」は広く用いられてきました。

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