「徹頭徹尾」
これは「最初から最後まで貫くこと」を意味する四字熟語です。中途半端になってしまった「宙に浮く」とは正反対の言葉ですね。
「徹」は「徹底的」という言葉にも使われている文字で、「貫く」という意味を持ちます。ある特定の物事について、途中であきらめたり手放したりせず最後までやり通す、そういった印象のある言葉です。「宙に浮く」の曖昧なイメージと相反した力強いイメージであるところもポイントですね。
「be still up in the air」
これは直訳すると「空中に浮いたままになっている」という意味の英語です。日本語の「宙に浮かぶ」とよく似た言い回しですが、これで「中途半端になっている」という慣用句的な意味も表すことが出来ます。
英訳はなかなか簡単には覚えられないかもしれませんが、このように日本語と同じような形の慣用句だと、英語でも比較的理解しやすいですね。
「be still in limbo」
「limbo」は「忘却の彼方」「忘れ去られた場所」などの意味があり、直訳すると「忘れられた場所にあり続ける」というような文章になります。中途半端なままになってしまっている、というようなイメージで、「宙に浮く」と似たような印象があることがわかりますね。
先ほど紹介した「be still up in the air」も、同じく「still」が文中で使われています。この「still」は付けても付けなくてもよいものではあるのですが、英語で「宙に浮く」のニュアンスを表したいときは「未だ」という意味の「still」がよく使われるということは押さえておくといいかもしれません。
「宙に浮く」を使いこなそう
この記事では「宙に浮く」の意味・使い方・類語などを説明しました。
「宙に浮く」には、「空中に浮かび上がる」と「中途半端になる」という二つの意味が存在していましたね。どちらもよく使う言葉であるため、物理的な意味も慣用句的な意味もしっかり押さえておきましょう。
そして注意しておきたいのは「中に浮く」という漢字間違いでした。これを防ぐためにも、「宙」がキーワードだという風に考えるとわかりやすくていいかもしれませんよ。