国語言葉の意味

【慣用句】「宙に浮く」の意味や使い方は?類語や英訳を日本語オタクライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「宙に浮く」について解説する。

端的に言えば宙に浮くの意味は「空中に浮かぶこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は日本語学を中心とし、文学・語学を専門的に学んでいるライターのイオリを呼んだ。一緒に「宙に浮く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/イオリ

日本語学を専門に学び、趣味は読書と小説執筆という日本語漬けの毎日を送るライター。日本語オタクとして言葉の意味や内容、その面白さを丁寧に解説していく。

「宙に浮く」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「宙に浮く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「宙に浮く」の意味は?

「宙に浮く」には、次のような意味があります。

1.地面から離れて空中に浮かぶ。
2.決着がつかなくなる。中途半端になる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「宙に浮く」

「宙に浮く」には、物理的な意味とそこから派生し付与された比喩的な意味が一つずつあります。物理的な意味は文字通り「空中に浮かぶこと」、比喩的な意味は「中途半端になること」です。空中に浮かんで落ちない曖昧なイメージが、どっちつかずで決着がつかないという慣用句的な意味に繋がったのだと考えられますね。「宙」という字は大空空中という意味を持ち、「宇宙」などの単語で馴染み深い文字でもあります。

そして「宙に浮く」でひとつ注意しておきたいのは、漢字間違いの多さです。

「ちゅうにうく」と読むこの言葉ですが、「宙」を「中」と誤って書いてしまうことが多い言葉でもあります。「空中」という印象から「中」という漢字をつい使用してしまうのかもしれません。しかし「中に浮く」では意味も通らず全く正しくない言葉であるため、きちんと意味や形を覚えておく必要がありますね。

「宙に浮く」の使い方・例文

それでは、「宙に浮く」の使い方を例文を使って見ていきます。1と2は物理的な「空中に浮かぶ」の意味、3と4は比喩的な「中途半端になる」の意味を対象にした例文です。使い方の違いなどに注目しながら読んでみましょう。

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