国語言葉の意味

どうしようもない状況?「手も足も出ない」の意味や類義語などを院卒日本語教師がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。模試を受けるたびに「手も足も出なかった…」と言って帰ってくる生徒がいるんだよな。やっぱりその生徒、他の生徒と比べると圧倒的に勉強の量が足りてないんだ。本人が「手も足も出ない」と感じる場合、やはり理由があるんだよな。うん。

…って、「手も足も出ない」の意味、分かっているよな? 簡単に言えば「力不足で手段が全くない」って意味だぞ。

うーん仕方がない。ここから先はプロにお任せしよう。院卒日本語教師の”むかいひろき”、解説を頼んだぞ!

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で働いている日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「手も足も出ない」の意味や使い方は?

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「手も足も出ない」という言葉、見聞きしたことがあるという人の方が多いでしょう。ただ、正確な意味や使い方は理解できていますか?まずは、「手も足も出ない」の意味と使い方を確認していきましょう。

「手も足も出ない」の意味は「力不足で手段が全くない」

最初に「手も足も出ない」の辞書での意味を確認していきましょう。「手も足も出ない」は次のような意味が国語辞典に掲載されています。

力が足りなくて、手段の施しようがない。手も足も出せない。
「強すぎてー」

出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「◆手も足も出な・い」

「手も足も出ない(てもあしもでない)」は「力不足で手段が全くない」という意味の慣用句です。勝負事の対戦相手が強すぎて全く敵わなかったり課題や問題が自分の実力では到底解決できないものであったりする場合に使用される表現ですね。「手も足も出せない」という言い方もありますが、意味は同じです。

この「手も足も出ない」は、相手に対して萎縮してしまい、身動きが取れなくなってしまう様子が由来だと考えられています。

「手も足も出ない」の使い方を例文とともに確認!

続いて、「手も足も出ない」の使い方を見ていきましょう。ここでは「手も足も出ない」を使用した例文とともに、使われている文脈やどのような使われ方をしているかを確認していきます。

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