国語言葉の意味

【慣用句】「百尺竿頭に一歩を進む」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「自ら彊めて息まず」

「百尺竿頭に一歩を進む」の類義語にはもう一つ「自ら彊めて息まず」があります。読み方は「みずからつとめてやまず」です。

「自彊不息(じきょうふそく)」とも言われ、易経という古代中国の占いの書の言葉になります。「彊」は努めること、「息まず」は休まないという意味です。

易経の中に「天行建(てんこうけん)なり、君子はもって自ら彊(つと)めて息(や)まず。」とあり、これは「天地は一瞬も休むことなく健全に運行されているように、君子は自分自身を向上させるために、日々努力を続けなければならない。」という意味になります。

こちらも「百尺竿頭に一歩を進む」と同じように、自らの向上のために努力を続けるという意味の慣用句ですね。

 

「百尺竿頭に一歩を進む」の対義語は?

では次に「百尺竿頭に一歩を進む」の対義語について見ていきましょう。

「怠慢忘身」

「百尺竿頭に一歩を進む」の対義語には「怠慢忘身」はいかがでしょうか。読み方は「たいまんぼうしん」です。

これは中国戦国時代の儒学者「荀子(じゅんし)」の言葉で、「怠慢(タイマン)身(み)を忘(わす)る」と訓読みされ、「怠慢でやるべきことをせず、自分自身を磨くことを忘れると災いが降りかかる。」という意味になります。

最高の地点に到達しても努力を怠らない「百尺竿頭に一歩を進む」とは、まさに対極にある言葉と言えるでしょう。

「百尺竿頭に一歩を進む」を使いこなそう

この記事では「百尺竿頭に一歩を進む」の意味・使い方・類語などを説明しました。禅語を由来とした慣用句で、すでに努力・工夫を尽くしたうえに、さらに尽力することという意味でしたね。

目標に到達してもなお一歩先へ進むという意気込みで、ぜひ「百尺竿頭に一歩を進む」を使っていただけたらと思います。

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