「頭を掻く」
「舌を出す」を二つ目の意味で用いると、実際の動作を表すことになりますね。この「頭を掻く」という言葉も、「恥ずかしがったり照れたりしたときの仕草」という意味で実際の動作を表します。
「舌を出す」という仕草をあまり見かけなくなった代わりに、こちらの「頭を掻く」という仕草は実際にやっている人を見かけるということもしばしばあるのではないでしょうか。恥ずかしさをごまかしたくて思わずやってしまう動作というのは様々多くありますが、この仕草をやっていると恥ずかしがっているんだな、という共通認識があると表現にも便利で面白いですね。
「舌を出す」の対義語は?
類義語を確認したところで、次は「舌を出す」の対義語を見ていきましょう。一つ目の「陰でばかにする」の反対の意味を表す言葉を紹介します。
「頭が下がる」
これは「人に対して尊敬の念が起こる」という意味の慣用句です。お辞儀の際に頭が下がる動作が語源となっており、「頭が下がる思い」というような使われ方をします。人をばかにする「舌を出す」とは真逆の意味ですね。
対義語ではありますが、二つとも体の動作が由来となっている点は共通していると言えるでしょう。人の体やその動作に関連した慣用句は非常に多く存在しているのです。
「stick out one’s tongue」
「stick out」は「突き出る」、「tongue」は「舌」で、訳すとそのまま「舌を出す」という意味になる英文です。これは舌を出す行為そのものから日本語の意味にある「ばかにする」や「恥ずかしさをごまかす」という意味まで表すことが出来ます。病院でお医者さんに舌を見せるときもそのままこの言葉がつかえますよ。
単純に「ばかにする」という意味を表したいときは、「侮辱する」という意味の「insult」を使ってもいいかもしれません。ストレートな分、少しキツイ印象を与えることになりますね。
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