タンパク質と生物体の機能理科生物

生体内の超重要物質ヌクレオチドを総おさらい!現役講師が解説!

生体内のヌクレオチド

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糖、リン酸、塩基からなるヌクレオチドが、生体内のどんなところに使われているか、具体的に見ていきましょう。

DNA

ヌクレオチドからなる物質の代表といえば、あらゆる生物の遺伝情報の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)です。DNAのヌクレオチドは以下の要素で構成されています。

【DNAのヌクレオチドの構成】

糖…デオキシリボース
リン酸…1つ
塩基…アデニン、チミン、シトシン、グアニンのいずれか

つまり、4種類の塩基のいずれかをもつ、4種類のヌクレオチドが使われているのです。DNAは4種類のヌクレオチドが数多くつながり、長い鎖のようになっている高分子化合物といえます。

この4種類の塩基をもったヌクレオチドの並び方が、遺伝情報に大きくかかわってきますが、このお話はまた別の記事で学習しましょう。

RNA

DNAの情報はタンパク質合成の際、RNA(リボ核酸)に写し取られます。また、小さく短いRNAをアミノ酸を運ぶ道具のように使ったり(トランスファーRNA)することもあるなど、RNAも生体内で欠かすことのできない物質です。

RNAのヌクレオチドは以下の要素で構成されています。

【RNAのヌクレオチドの構成】

糖…リボース
リン酸…1つ
塩基…アデニン、ウラシル、シトシン、グアニンのいずれか

image by Study-Z編集部

DNAとは糖の種類が違うこと、塩基のうちの一つが違うことに注意してください。

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yu_onozuka