国語言葉の意味

【慣用句】「商いは牛の涎」の意味や使い方は?例文や類語を本の虫ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「商いは牛の涎」について解説する。

端的に言えば「商いは牛の涎」の意味は「商売は辛抱強く続けるのが良い」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

年間60冊以上本を読み込んでいるヤマゾーを呼んだ。一緒に「商いは牛の涎」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマゾー

ビジネス本を中心に毎年60冊読破。本を通じて心に響く生きた日本語を学ぶ。誰にでも分かりやすい説明で慣用句を解説していく。

「商いは牛の涎」の意味・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「商いは牛の涎」の意味・使い方を見ていきましょう。

「商いは牛の涎」の意味は?

「商いは牛の涎」には、次のような意味があります。

商売は、牛のよだれが切れ目なく長く垂れるように、気長く努力せよということ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「商いは牛の涎」

「商(あきな)い」とは「商売」のこと。「牛の涎(よだれ)」は、牛のよだれが長く垂れる様子から転じて、「細く長く続くこと」の例えとして使われるようになりました。利益を一時的に得ることは誰でも可能かもしれませんが、商売は長く続けていくことが大変です。時代の流れと共に求められるニーズは変化し、臨機応変に対応しながら資金を上手くやり繰りしていかなくてはいけません。商売は大変だからこそ、気長に辛抱強く努力する必要があるという意味が「商いは牛の涎」に込められています。

由来は諸説ありますが、「商い」は「飽きない」と掛けているという説があり、商売を「牛の涎」に例えたのも商売人の遊び心といえるでしょう。利益が出そうだからと、安易に新事業に飛びつくのではなく、まずは一つの事業が軌道に乗るまで地道に続けること。「商いは牛の涎」は、昔の商人からのメッセージといえますね。

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「商いは牛の涎」以外にも、似たようなことわざで「商人(あきんど)は牛の涎」がある。意味は「利益は細くても、商人は長く続けるべきだ」ということ。すなわち、儲けを急ぎ過ぎてはいけないということだろう。利益ばかりを考えていると商売は失敗しやすい。だからこそ、商人の心得をことわざにしたと言えるな。

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