国語言葉の意味

【慣用句】「口がうまい」の意味や使い方は?例文や類語を日本語オタクライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「口がうまい」について解説する。

端的に言えば口がうまいの意味は「話し方が上手いこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は日本語学を中心とし、文学・語学を専門的に学んでいるライターのイオリを呼んだ。一緒に「口がうまい」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/イオリ

日本語学を専門に学び、趣味は読書と小説執筆という日本語漬けの毎日を送るライター。日本語オタクとして言葉の意味や内容、その面白さを丁寧に解説していく。

「口がうまい」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 64149922

それでは早速「口がうまい」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「口がうまい」の意味は?

「口がうまい」には、次のような意味があります。

話し方が巧みである。口先で人をまるめ込んだりするのがじょうずである。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「口がうまい」

「口がうまい人」と聞くと、どのような人物像が思い浮かぶでしょうか。ぺらぺらと流暢に言葉を並べ相手を誘導していく、詐欺師のような狡猾な人物をイメージする人もいるかもしれません。

「口がうまい」とは、「話し方や口先で人をまるめ込むのが上手」であるということ。あることないこと入れ混ぜて話の巧みさで信じ込ませる、まさに詐欺師には必須のスキルですね。

ここで使われている「口」は、「話」に置き換えるとわかりやすいでしょう。「話がうまい」だと考えると意味がすんなり通りやすくなります。

「口がうまい」の語源は?

次に「口がうまい」の語源を確認しておきましょう。

「口がうまい」の「口」は、前述したように「話」と置き換えるとわかりやすくなります。「口数」や「口下手」など、口という単語に「話」という意味が付随して使われている言葉は昔から多く存在するのです。その用法が今もなお生き続け、「口がうまい」と言っても意味が通じるようになっているのですね。

そして「うまい」は漢字で表すと「上手い」で、このまま両方変換すると「口がうまい」は「話し上手だ」という形になります。

しかし「口がうまい」と「話し上手」とは微妙にニュアンスが異なるため気を付けておきましょう。「話し上手」は「聞き上手」とも対になり、純粋に「話すのが上手い」というニュアンスで使われます。しかし「口がうまい」と言うと、多少皮肉なニュアンスも含まれるのです。完全にネガティブな意味というわけではありませんが、ストレートに褒める言葉でもないため、使い方には要注意ですね。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: