国語言葉の意味

【慣用句】「錦を飾る」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒のWebライターが解説!

「錦を飾る」の使い方・例文

「錦を飾る」の使い方を、いくつか例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.僕の友人は誰もが知る大企業に勤務して、大きなプロジェクトを成功させ、故郷に錦を飾った。

2.甲子園に優勝して、故郷に錦を飾るのが野球部みんなの夢だ。

3.あの青年は身一つで上京したが、会社を立ち上げ立身出世して、めでたく故郷に錦を飾った。

どちらの例文も、華々しく成功することを表現していますね。ところで、今では通信や交通も整備され、故郷に帰る事も容易ですが、昔は簡単ではなかったはずです。それを思えば、故郷に成功した姿を見せられる事は大変な喜びだったでしょうから、「錦を飾る」事がどんなにか晴々しい事であったかわかります。ですから、たんに成功と言っても故郷に向けて誇れるような大きな成功を伝える文章で用いるのが、「錦を飾る」のふさわしい使い方と言えるでしょう。

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ここまで「錦を飾る」の意味や語源、使い方を見てきた。現代ではスポーツの勝利者インタビューなどでよく聞く機会があるな。しかし、華々しい成功の裏には、必ず並々ならぬ努力があるものだ。何かを成し遂げたいときは努力を惜しまない事だな。

さて、次は「錦を飾る」の類義語や対義語についてさらに詳しく見ていくぞ。

「錦を飾る」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

「錦を飾る」の類義語としては、「一旗揚げる」「衣錦の栄」などがあげられるでしょう。

「一旗揚げる」

「一旗揚げる」は「ひとはたあげる」と読み、地位や財産を得るために事業を立ち上げる、と言う意味です。これは、戦争に出る武士が家紋を書いた旗を掲げて、家の為に手柄をたてようとしたのが語源だと言われています。「錦を飾る」と意味が類似していますが、こちらは主に地位や財産を目的とした意味で使われる事が多いです。

それでは、実際に「一旗揚げる」を使った例文を見ていきましょう。

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