国語言葉の意味

【慣用句】「お茶の子さいさい」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「お茶の子さいさい」について解説する。

端的に言えばお茶の子さいさいの意味は「物事が簡単にできること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んだ。一緒に「お茶の子さいさい」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説を心がける。

「お茶の子さいさい」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「お茶の子さいさい」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。読み方は「おちゃのこさいさい」です。

「お茶の子さいさい」の意味は?

「お茶の子さいさい」には、次のような意味があります。

「さいさい」は囃子詞 (はやしことば) 物事がたやすくできること。物事が容易にすらすらとできるという意。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「お茶の子さいさい」

この言葉は「ものごとを簡単に成し遂げられること」を意味する慣用句です。「お茶の子」はお菓子のこと。お菓子は一口でパクリと食べることができますよね。パクっと簡単に食べ終えてしまうくらい容易なものごとであることを表現しているのです。

この慣用句を使うと「ものごとを簡単に終わらせることができる」というプラスのイメージを表現することもでき、「もっとできます」とアピールすることも可能でしょう。

「お茶の子さいさい」の語源は?

「お茶の子さいさい」の語源を確認しておきましょう。

「お茶の子さいさい」は「お茶の子」と「さいさい」の2つの言葉からできています。2つの言葉に分解して解説しますね。

1つ目の単語「お茶の子」とは、お客様にお茶と一緒にお出しする「茶菓子」のことを示します。

2つ目の単語「さいさい」とは、俗謡(ぞくよう)の囃子詞(はやしことば)です。「俗謡」とは民謡や童謡のこと。囃子詞は民謡や童謡を盛り上げる掛け声のことを言いますよ。つまり、「さいさい」は童謡や民謡で使われている「よいよい」や「さあさあ」のような掛け声のことなのです。

この「さいさい」。リズムがよく勢いが感じられ声に出して読みたくなりませんか?「簡単にできるよさあさあ」「あっそれっ」「よいよい」という威勢のよい掛け声を用いているため、声に出して読みたくなるのですね。この2つの単語が組み合わさって「お茶の子さいさい」は成り立っているのです。

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