国語言葉の意味

「熱に浮かされる」それとも「うなされる」?意味・使い方・類義語などを日本放送作家協会会員が簡単にわかりやすく解説

この記事では「熱に浮かされる」について解説する。
端的に言えば、熱に浮かされるの意味は二つある。「高熱のためにうわごとを言う」と「夢中になる」です。ところで「熱に浮かされる」と「熱にうなされる」は、どちらが正しいか知っているか。
日本放送作家協会会員でWebライターのユーリを呼んです。「熱に浮かされる」の意味をチェックし、例文や類義語などを見ていきます。

ライター/ユーリ

日本放送作家協会会員。シナリオ、エッセイをたしなむWebライター。時代によって変化する言葉の面白さ、奥深さをやさしく解説する。

「熱に浮かされる」の意味と使い方

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さっそく「熱に浮かされる」の意味をチェックし、例文で使い方を見ていきましょう。

「熱に浮かされる」の意味

まず、国語辞典で「熱に浮かされる」の意味をチェックしましょう。

1病気で高熱のためにうわごとを言う。
2前後を忘れて夢中になる。のぼせ上がる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「熱に浮かされる」

「熱」という言葉は「病気などによる平常以上の体温」のほかに「ある対象に夢中になる」という意味を持っています。「熱に浮かされる」の本来の意味は1の病気で高熱のためにうわごとを言うです。そこから2の前後を忘れて夢中になる」「のぼせ上がる」という意味が派生しました。

「熱に浮かされる」と「熱にうなされる」、正解はどちら?

「熱にうなされる」という言葉を聞いたり使ったりしている方がいらっしゃるかもしれませんね。「熱にうなされる」は「熱に浮かされる」とどう違うのでしょうか。「浮かされる」と「うなされる」を国語辞典で調べてみましょう。

1高熱のために意識がはっきりしなくなる。
2物事に心を奪われて、落ち着かなくなる。
3茶などを飲んで興奮し、眠れなくなる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「浮かされる」

恐ろしい夢を見るなどして、眠ったまま苦しそうな声を立てる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「うなされる」

\次のページで「「熱に浮かされる」の使い方」を解説!/

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