
「strut」
「strut」の意味は「もったいぶって、偉そうにあるく」
こちらはロックバンド、ウルフルズの名曲「大阪ストラット」のタイトルにも。
歌詞からは、大阪を「肩で風を切って」歩く様子が目に見えるようです。
「swagger」
「swagger」の意味は、「威張って歩く、ホラを吹く」また、名詞の「威張ること、威張った態度」という意味もあるため、
「stride(大股で歩く)with a swagger」や単に「walk with a swagger」ということもできます。
また、「肩(Shoulder)」に関連した慣用句は英語にも多数みられます。
「a shoulder to cry on」は直訳すると、「泣きつくための肩」と言ったような意味ですが、転じて「共感や援助(を与える人)」という意味です。
また「the cold shoulder」は「冷遇、よそよそしい態度」を意味し、
「shoulder to shoulder」は「肩を並べて」から転じて「近くに、協力して」の意味をなします。
「a weight off one\\\’s shoulder」は「weight(重り)」が肩から「off(離れる)」でそのまま「肩の荷が下りる」という意味です。
「肩で風を切る」を使いこなそう
この記事では「肩で風を切る」の意味・使い方・類語などを説明しました。
類語の欄でもご紹介したように、「肩」を使った慣用句は他にもたくさんあり、さらには英語にも多く見られます。
様々なことを深く学びながらも、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のように日本の美徳は忘れずに、さらなる精進を重ねて左肩に乗る「同名天」に恥じぬ生涯を送りたいものです。