国語言葉の意味

【慣用句】「目が回る」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「目が回る」について解説する。

端的に言えば目が回るの意味は「とても忙しいこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

大学で国語学を学んでいたライターのタケルを呼んだ。言葉の解説を得意分野としていて、大学時代はクイズサークルに所属していたから雑学にも詳しい。

一緒に「目が回る」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/タケル

某国立大では現代日本語学を専攻していた。webライターとしての当面の目標は「目が回るほど仕事が舞い込むライター」になること。最近運動不足で、「少し走っただけで目が回る」ことが多い。

「目が回る」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「目が回る」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「目が回る」の意味は?

「目が回る」には、大きく分けて2つの意味があります。順番に説明していきましょう。

1.目がくらむ。めまいがする。

2.忙しいさまや速いさまのたとえ。「―・るような毎日」

出典:大辞林 第三版(三省堂)「目が回・る」

1で示されている意味は、体に現れる変化を表したものです。実際に「目が回る」そのものの状態というよりは、めまいや立ちくらみといった症状を表しています。

そこから派生したものが、2で示した意味です。忙しくなると、体調を崩してめまいを起こしますよね。そういった忙しい状況の中で、疲れやプレッシャーなどにより心身に異変が生じることを「目が回る」と表現します。

「目が回る」の語源は?

次に「目が回る」の語源を確認しておきましょう。

もともと「目が回る」とは、めまいの症状を表した言葉です。「目が回る」は比喩的な表現に過ぎないと考えたくなりますが、実際にめまいを起こすと目が回ります。

耳の奥の部分である内耳というところに、三半規管というカタツムリに似たものがあるのはご存知ですよね。体のバランスを調節する機能がある三半規管が異常をきたすと、めまいが起こります。

めまいが起こった時に出る症状は、動悸や吐き気に耳鳴り、体のふらつきや平衡感覚がおかしくなることなどです。そして目にも症状が現れ、眼球の横揺れや回転が生じる「眼振」という状態になります。眼振のほかにも、物が二重に見える「複視」といった症状がありますので、気を付けなければなりません。

ちなみに、めまいのほとんどの原因は、先ほど説明したように三半規管の異常です。よって、めまいがしたときは眼科ではなく、耳鼻咽喉科や神経内科を受診しましょう。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: