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3分でわかる地層!でき方・堆積物・化石・柱状図からわかることは?登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説

3種類の粒と地形

3種類の粒である「れき」、「砂」、「泥」が水の流れで運搬されると、どんな変化がみられるでしょうか?

まず、3種類の粒の中で一番遠くまで運ばれるのは「泥」です。なぜならば、これらの中では泥の粒が一番小さいから。小さくて細かい粒はなかなか沈まないで、遠くまで運ばれていくのです。

そのため、扇状地と三角州にある粒の大きさを比べると、扇状地の方に大きな粒が存在することになります。

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扇状地は山から平野に地形が変化するあたりに発達する。大きな粒も扇状地ぐらいまでは運ばれるが、それより遠くへ運ばれるのは小さな粒ばかりになってしまうんだ。

この現象が簡単に確認できる実験があるのでみてみましょう。

水の入った筒に泥や砂を一度に入れると、砂が下にたまります。これは、砂が泥の粒よりも重く、先にしずむからです。扇状地に大きな粒がたまるのと同じ原理ですね。

さらに、ここにもう一度泥と砂を入れると、先に入れて堆積したところに、砂と泥が再度つもります。順番はもちろん、砂が下です。

image by Study-Z編集部

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つまり、山からどれくらい離れているかによって、堆積する粒の種類が違う。これが長い期間続くと、違う種類の粒でできた地面の層=地層になっていくんだな。

地層や化石からわかること

大地の歴史を読み解くうえで参考になるのは、地層の粒だけではありません。

地層に残された生物の死がいや巣穴などが長い年月をかけて「化石」になります。化石には、地層が堆積した当時の環境を知ることができる「示相化石(しそうかせき)」や、堆積した年代を決めるのに役立つ「示準化石(しじゅんかせき)」などがあるんです。

示相化石・示準化石の例

示相化石には以下ようなものがあります。

サンゴの化石…あたたかくて浅い海だった可能性がある

ブナの葉の化石…現代のブナがみられるような少し寒い気候だった可能性がある

また、示準化石には以下ようなものがあります。代表的なものを覚えましょう。

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