国語言葉の意味

【四字熟語】「人面桃花」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「人面桃花」について解説する。

端的に言えば人面桃花の意味は「かなうことのない悲恋」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元塾講師で、解説のわかりやすさに定評のあるgekcoを呼んだ。一緒に「人面桃花」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/gekco

本業では出版物の校正も手がけ、一般教養に強い。豊富な知識と分かりやすい解説で好評を博している。

「人面桃花」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 68303393

人面桃花は「じんめんとうか」と読みます。それではさっそく、人面桃花の意味や由来、使い方をみていきましょう。

「人面桃花」の意味は?

人面桃花には、次のような意味があります。

美人の顔と桃の花。美しい女性と会った場所に行っても、再びその人とは会えない場合に使われる。

出典:学研 四字熟語辞典(学研)「人面桃花」

人面は美しい女性の顔を、桃花は文字通り桃の花を表しています。ここでいう美しい女性の顔は単なる美人ではなく、忘れられないほどの思いを寄せていた相手のことです。人面と桃花に直接的なつながりはなく、中国の詩から抜粋した熟語となります。

「人面桃花」の由来は?

唐の時代の中国の詩人、崔護(さいご)の詩に由来する言葉です。この崔護の話は、孟棨(もうけい)という人物の著作「本事詩・情感」に登場します。

ある日、崔護は桃の花の下で美女と出会いました。その美女のことがどうしても忘れられず、翌年にもう一度、同じ桃の花の下を訪れます。しかし、そこにはもう思い焦がれていた美女はいません。その女性への思いを断ち切れない崔護は、詩を詠んでその場を立ち去ります。そのときに詠んだ詩が、「去年の今日此門の中、人面桃花相応じて紅なり」という一節です。この詩に登場する人面桃花が、四字熟語である人面桃花の由来となっています。

次のページを読む
1 2 3
Share: