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【四字熟語】「気韻生動」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「気韻生動」の類義語は?違いは?

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気韻生動のように、芸術作品などの形容などに用いられる言葉はいくつかあります。ここで確認しましょう。

「神韻縹渺」

神韻縹渺は「しんいんひょうびょう」と読みます。神韻縹渺の「韻」は気韻生動にも使われている漢字ですね。神韻縹渺の意味は「奥ゆかしく、極めて趣深い様」で、芸術作品を指して使われる熟語です。芸術作品にだけ用いられるという点では気韻生動と同じですが、神韻縹渺は音楽などにも用いられます。

「豪華絢爛」

豪華絢爛は「ごうかけんらん」と読みます。「豪華」と「絢爛」が組み合わさった言葉で、豪華は「きらびやかで立派な様子」を、絢爛は「見た目が彩り豊かに輝いて美しいこと」を表す熟語です。この2つを合わせて、「贅沢に飾り付けられ、華やかで美しいこと」という意味になります。「豪華絢爛な絵画」のように美術作品や芸術作品にも用いられますが、気韻生動や神韻縹渺よりも幅の広い言葉なので、より多くの場面で使用できる言葉です。ちなみに、豪華と絢爛の順番を入れ替えた「絢爛豪華」という表現もありますが、特に誤りではありません。

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次に、気韻生動の出典となっている六法についてみていくぞ。

「六法」について詳しく知ろう

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先に解説した通り、気韻生動は「趣があり、生き生きとした様子」という意味の言葉で、もともとは中国の画家である謝赫の古画品録に書かれた絵画品評の要点「六法」の最初の項目です。

それでは、残りの項目にはどのようなものがあり、どういった点を評価しているのでしょうか。これを知ることで、特に中国の絵画や書の良さやポイントがわかるかもしれません。なお、見出しの順番は古画品録に述べられた順番で、この順番が重要性に比例しています。つまり、気韻生動は六法の中でもっとも重要な項目ということです。

「骨法用筆」

骨法用筆は「こっぽうようひつ」と読みます。謝赫が気韻生動の次に重要視した項目が骨法用筆で、しっかりとした描線で対象物の輪郭を描き出すことを意味する言葉です。特に人物画において、その人格を描く線の運びが重要であるとしました。

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