国語言葉の意味

【四字熟語】「大山鳴動」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「有頭無尾」

有頭無尾は「ゆうとうむび」と読みます。頭があるのに尾がない、つまり、始めた物事を途中でやめてしまうことをいう表現です。言い出したことを途中で投げ出してしまう、中途半端な様子を著した言葉ですね。中国語の慣用句なので、日本語の四字熟語としてはあまり一般的ではありませんが、意味としては十分通じるものがあります。

大山鳴動とは少しニュアンスが違いますが、「会社を立ち上げて大金持ちになると息巻いていたのに、資金繰りに苦労して会社を作ることもせず終わってしまった」など、状況によってはほとんど同じ意味で使うことができるでしょう。

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類義語を知ることで、大山鳴動のニュアンスがつかめたな。

次に、大山鳴動の対義語をみていくぞ。

「大山鳴動」の対義語は?

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次に、大山鳴動の対義語をみていきましょう。

「初志貫徹」

初志貫徹は「しょしかんてつ」と読みます。「初めの志を徹して貫く」という文字の通り、はじめに立てた目標を貫き通して達成することをいう表現です。「初心忘るるべからず」という世阿弥の言葉と混同されるケースがありますが、「初心忘るるべからず」は初志貫徹とは少し意味が違い、特に語源となっているわけではないので注意しましょう。

類義語で挙げた有頭無尾のところで述べた例のケースでいえば、まさに大山鳴動の対義語であるといえるでしょう。もちろん、そもそもの初志貫徹の意味は、最初に立てた目標の達成なので、大山鳴動の反対となる場面でしか使えない、ということもありません。

「終始一貫」

終始一貫は「しゅうしいっかん」と読みます。はじめから終わりまで、考え方や目標、態度などを変えないことを指す言葉です。熟語の中に出てくる「一貫」とは、ひとつの態度や方法などをはじめから終わりまで変えずに貫き通すという意味で、最初に「終始」とつけることで意味を強調した熟語となっています。あまりネガティブなイメージのある言葉ではなく、良いことを貫き通した場合に用いられることの多い言葉といえるでしょう。竜頭蛇尾などとは正反対の言葉なので、大山鳴動とも対義語関係にあるといえます。

「有終完美」

有終完美は「ゆうしゅうかんび」と読みます。何事も終わりが肝心であり、最後まで立派に物事をやり遂げることをいう言葉です。よく似た表現に「有終の美」という言葉もあります。この言葉も、始めた物事を最後までやり遂げることを美とした表現になっており、噂ばかり大きくて結果の伴わない大山鳴動とは反対の関係にある言葉といえるでしょう。

\次のページで「「大山鳴動」を使いこなそう」を解説!/

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