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この「すずめの涙」は、簡単に言えば「ほんのわずか」という意味の慣用句です。特に、アレについて使うんですが。院卒日本語教師の筆者が解説していきます。
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ライター/むかいひろき
ロシアの大学で働いている日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。
「すずめの涙」の意味や使い方は?
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「すずめの涙」という言葉、「どこかで聞いたことがあるけど、どんな意味だっけ…」という人が多いのではないでしょうか。意外と使える場面の多い言葉ですよ。まずは「すずめの涙」の意味と使い方を確認していきましょう。
「すずめの涙」の意味は「ほんのわずか」
最初に、「すずめの涙」の辞書での意味を確認していきましょう。「すずめの涙」は国語辞典には次のような意味が掲載されています。
ほんのわずかであることのたとえ。
「ーほどのボーナス」
出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「◆雀の涙(なみだ)」
「すずめの涙」は、「量がほんのわずかであること」をすずめの涙に例えた表現です。すずめはとても小さな鳥ですから、当然涙は小さくて人間にはほとんどわかりませんよね。「すずめの涙のような、とても少ない量」であることを表現します。特にお金が少額であることについて使用されることが多い表現です。
「すずめの涙」の使い方を例文とともに確認!
続いて、「すずめの涙」の使い方を確認していきましょう。「すずめの涙」を含んだ3つの例文を用意しました。「すずめの涙」がどのような文脈やニュアンスで使用されているのか、見ていきましょう。
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