1.清廉潔白を売りにしていた山田議員だが、週刊誌の記事によって化けの皮が剥がれてしまった。
2.仲睦まじく見えた隣の家族だが、最近は子供の悲鳴が聞こえることが多くなり、化けの皮が剥がれたようだ。まずは児童相談所に通報しよう。
3.週刊誌の告発記事によって、多くの有名人の化けの皮が剥がれた。
例文1では、「清廉潔白を売りにしていた山田議員の、隠していた本当の姿がバレてしまった」という文脈で「化けの皮が剥がれる」が使用されています。おそらく、週刊誌に”政治とカネ”の問題か、性犯罪を暴露されたのでしょう。
例文2では、「仲睦まじく見えた隣の家族だが、実際は子供を虐待をしているのが明らかになってしまった」という文脈で「化けの皮が剥がれる」が使用されています。近所に仲睦まじく見えるように振る舞っていても、虐待の疑いや証拠は明らかになってしまうものですよね…。
例文3では、「週刊誌の告発記事によって、多くの有名人の裏の顔が暴かれた」という文脈で「化けの皮が剥がれる」が使用されています。それまで清純派で人気があった女優や、子供たちに人気のあったスポーツ選手が、週刊誌の告発記事によってスキャンダルが暴かれ、人気が急落するのはよくあることですよね。
「化けの皮が剥がれる」の類義語は?
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次に、「化けの皮が剥がれる」の類義語を確認していきましょう。「化けの皮が剥がれる」の類義語は「馬脚を露す」「しっぽを出す」「尻が割れる」「ボロが出る」です。意味やニュアンスを確認し、「化けの皮が剥がれる」と比較してみてください。
「馬脚を露す」:隠していたことがあらわになる
「馬脚を露す(ばきゃくをあらわす)」は「隠していた正体や悪事があらわになる」という意味のことわざです。不正行為が明らかになった時や、善人として振る舞っていた人が実は悪人だったことが発覚したときなどに使用される表現ですね。
馬脚(ばきゃく)は芝居で馬の脚に扮する役者のことを指します。この「馬脚を露す」は、馬の脚を演じている役者がうっかり自分の姿を見せてしまうことから生まれた言葉だとされていますよ。
「しっぽを出す」:隠していた悪事やごまかしがあらわになる
「しっぽを出す」は「隠していた悪事やごまかしがあらわになる」という意味の表現です。ごまかしていた悪事や隠し事が、何気ないうっかりした一言や行動から露見してしまった場合によく用いられる表現ですね。上手く人間に化けたつもりのキツネやタヌキが、ついうっかりしっぽを出してしまい、正体を見破られてしまったこと…が由来だとされています。
なお、「しっぽ」は漢字で「尻尾」と書いても問題はありません。
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