
この言葉の代表的な英訳は「spring breeze」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「春風」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
「春風」の意味と使い方は?
「春風」は一般的には「はるかぜ」と読みますが、「しゅんぷう」と読む場合もあります。意味的にはどちらも同じですが、俳句や小説の中では「しゅんぷう」と読むことも多いようです。
それでは、「春風」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「春風」の意味
「春風」には、次のような意味があります。
春の日に吹く穏やかな風。春の風。しゅんぷう。《季 春》「―や闘志いだきて丘に立つ/虚子」
出典:デジタル大辞泉(小学館)「春風」
「春風」の使い方・例文
「春風」とは、読んで字のごとく春に吹く風のことです。ただし、立春から春分までに吹く強い南風の「春一番」とは違い、おだやかな風のことを指します。
次に「春風」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.春風に乗って、タンポポの綿毛があんなに高い所まで飛んで行ったよ。
2.まだまだ寒い日も多いけど、そろそろ春風が吹いてもいい頃だ。
3.春一番は南から吹く強い風で、おだやかに吹く春風とは別のものです。
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