
1.痴話喧嘩は犬も食わぬ(ちわげんかはいぬもくわぬ)
2.夫婦喧嘩と夏の蕎麦は犬も食わない(ふうふげんかとなつのそばはいぬもくわない)
3.夫婦喧嘩と夏の餅は犬も食わぬ(ふうふげんかとなつのもちはいぬもくわぬ)
ここでは、「痴話喧嘩は犬も食わぬ」について、見ていきましょう。
「痴話喧嘩は犬も食わぬ」
「痴話喧嘩は犬も食わぬ」は、他愛ない喧嘩は放っておく方が良いという意味です。痴話喧嘩というのは、痴話から生じた他愛のない喧嘩という意味になります。小さな喧嘩なので、仲裁したり心配したりする必要はないという事です。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」における夫婦喧嘩が、痴話喧嘩に言い換えられていますね。ただ、痴話喧嘩も他愛のない喧嘩という意味なので、夫婦喧嘩とほとんど同じ意味になります。それでも、痴話喧嘩の方が夫婦だけでなく、他の人の喧嘩も含むため、少し広い意味を持っている言葉です。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」は直訳ができない
「夫婦喧嘩は犬も食わない」は、英語では同じ表現がありません。
直訳すると、「Even the dog doesn’t interfere in a couple’s fight. 」となります。ただ、英語ではことわざとして使われていないため、相手からすると少し違和感を感じる言葉かもしれません。
もし直訳をする際には、「日本では、こんな言い方をするよ!」という感じで使うと良いでしょう。
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