
端的に言えば「まんまと」の意味は「うまい具合に」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
年間60冊以上本を読み込んでいるヤマゾーを呼んです。一緒に「まんまと」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/ヤマゾー
ビジネス本を中心に毎年60冊読破。本を通じて心に響く生きた日本語を学ぶ。誰にも分かりやすい説明で慣用句を解説していく。
「まんまと」の意味は?
「まんまと」には、次のような意味があります。
もののみごとにある事が成し遂げられるさま。首尾よく。うまく。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「まんまと」
「首尾よく」の意味は、端的にいえば「都合よく」や「見事に」だと考えてください。「まんまと」は、物事が成し遂げられるという意味ですが、一般的にはイタズラや悪事に対してよく用いられています。たとえば「まんまと騙された」や「まんまとやられた」などと表現することができますね。
また、「まんまと」は、「旨旨(うまうま)と」という言葉が変化して生まれた言葉といわれています。そのため、現代では「うまうま」はあまり使われることがなくなりました。ちなみに「うまうま」の意味は、巧みなやり方で相手を出し抜くこと。元となる言葉もあまり良い意味とはいえません。「まんまと」を使う場合も注意したほうがよいといえるでしょう。
「まんまと」の使い方・例文
「まんまと」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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