3分でわかる火山!形・火山噴射物・鉱物の種類や違いを登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説
火山と防災
上でも一度書きましたが、日本は世界の中でもとくに火山の多い国です。現在も活発に活動している火山を活火山(かつかざん)といいますが、日本における活火山の数は100以上に上ります。
普段の火山は穏やかなものですが、噴火がおきたときに登山者がいたりすれば間違いなく危険です。そのため、気象庁は全国の火山を監視・観測し、それぞれの火山の危険レベルを情報発信しています。
噴火が起きる前や、マグマの活動が活発になっているときは地震が観測されることが多いです。「火山性地震」や「火山性微動」といいますが、これは普通の地震とはメカニズムが異なるため、前震や余震がないという特徴があります。
このような地震を観測することで、火山の活動を知ることができるのです。
次のおすすめ動画はこれ!
「火山」はわかりましたか。もし引き続きこのテーマに関心がある場合、次の動画で「火成岩」を学ぶと一層理解が深まります。
火山は恐ろしいだけの存在ではない。
火山は日本で比較的身近に存在します。火山の特徴や性質、火山噴出物について知っていることは、決して無駄にならないはずです。
噴火や噴出物に注意しなくてはいけない火山ですが、一方では火山のもたらしてくれる恵みもあります。火山自体が観光地になったり、火山灰が積もった土地は水はけのよい土地になったり…マグマの熱を利用した発電もされているんです。地球が作り出した自然の一部として、上手に付き合っていきたいですね。