「首を突っ込む」の使い方・例文
「首を突っ込む」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.彼は学校行事であれば何にでも首を突っ込むが、大変そうな仕事を引き受けることはない。
2.今の会社の状況から、できることなら何でも首を突っ込み少しでも多くの仕事を取りたい。
例文は、いずれも呼ばれてないのに自ら出ていって関わっているようすがわかる文です。例文1.は、学校業なら何にでも関わろうとするものの、負荷がかかりそなこととなると逃げる人のことを書いています。確かに、こういう人はいるかもしれませんね。
例文の2.のほうは、今すぐにでも少しでも多くの仕事を取っていきたいということから、とにかく取り扱うことができる仕事であればなんでも取っていこうという意味の文です。
「首を突っ込む」の類義語は?違いは?
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それでは、「首を突っ込む」の類義語についての説明です。関わっていくという似た意味の慣用句について、一緒に見ていきましょう。
「足を踏み入れる」
「首を突っ込む」の類義語には、「足を踏み入れる(あしをふみいれる)」があります。意味は、それまで関係のなかった方面に、関係するようになるということです。実際に足を踏みしめたことのない地に足を踏み入れるということから、未知の領域に関わっていくことなど意味が広がっています。
「足を踏み入れる」という慣用句そのものには、意味の良し悪しはありません。とにかく初めて関わっていくときに使われる表現です。
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