3分でわかる圧力の計算!水圧・大気圧の違いも!登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説
圧力の練習問題
4wp_×6wp_×10wp_で1.2kgの物体があります。これを机の上においたとき、物体が机を押す力はいくつでしょうか?
この力は、”物体全体が力をおす力”のことです。物体は1.2kg=1200g。100gの物体はだいたい1Nの力で机をおす(重力)ので、答えは12Nになります。
image by Study-Z編集部
つづいて、物体の3つの面(A~C)をそれぞれ下にしておいたとき、物体が机におよぼす圧力が小さいのはどの面でしょうか?
圧力が小さくなるのは面積が大きいときですので、小さい順にA→C→Bとなります。
上の3つの面の中でもっとも大きな圧力をおよぼすBについて、実際に圧力の大きさを計算してみましょう。公式から、以下のような式が立てられます。面積の単位に注意してください。
圧力 = 12 N / 0.0024 ㎡
= 5000 Pa
もう一問チャレンジしてみましょう。
Aの面を下にして置き、その上に重りをのせたときの圧力を求めます。おもりをのせた分だけ、机を垂直におす力の大きさは大きくなっていますね。もとの物体の重さと合わせて1.5kg=1500gです。
Aの面積を使って、先ほどと同じように計算してみましょう。
圧力 = 15 N / 0.006 ㎡
= 2500 Pa
水中ではたらく圧力
水中でまわりの水から受ける圧力を「水圧(すいあつ)」といいます。これは、水にはたらく重力によって生じているものです。
水圧の特徴には、次のようなものがあげられます。
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