
3分でわかる力のはたらき・大きさ・表し方・力の三要素!登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説
以上の3つがわかりやすいよう、力を矢印で書いてみましょう。矢印の向きが力の向き、長さが大きさを表すことになります(動画では1Nで1wp_)。矢印の出発点が作用点です。

image by Study-Z編集部
質量と重力
体重30kgの人が月面上で体重をはかると5kgと表示されます。なぜならば、重力の大きさが6分の1だからです。
しかしながら、その人のからだの大きさが6分の1になったりしたわけではありません。からだをつくっている成分の量は何一つ変わっていないはずです。場所が変わっても変化しない量を「質量(しつりょう)」といいます。
上皿てんびんやばねばかりを月面にもっていって実験できたとしたら、どのような違いが出るでしょうか?
上皿てんびんに300gの鉄球をのせてつり合わせるには、地球上だと300gの分銅が必要です。これを月面で行うとすると、そちらでも地球上と同じく300gの分銅が必要になります。
なぜならば、鉄球にかかる重力が小さくなったのと同じだけ、分銅にかかる重力も小さくなっているからです。
同じ月面で、ばねばかりに300gの鉄球をぶら下げたとします。地球上では、ばねばかりが3Nの力の大きさを示しますが、月面ではどうでしょう?
こちらは地球上の6分の1!0.5Nになります。鉄球にかかる重力が小さくなるからです。
次のおすすめ動画はこれ!
「はたらき・大きさ・表し方・力の三要素」はわかりましたか。もし引き続きこのテーマに関心がある場合、次の動画で「圧力」を学ぶと一層理解が深まります。
力の”矢印”をイメージできるようになろう!
力についての基本事項を学習した今回の記事。盛りだくさんの内容でしたが、どれもとても大切で、よくテストにも出てくる内容です。教科書やドリル、プリントの問題をたくさん解きましょう。
特に最後の問題のようなものは、どれだけ物体にはたらく力をイメージできるかが勝負になります!日ごろから時間をみつけて、少しでも身の回りの力について考えてみてください。