端的に言えば「足が棒になる」の意味は「足がひどく疲れている」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
年間60冊以上本を読み込んでいるヤマゾーを呼んです。一緒に「足が棒になる」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/ヤマゾー
ビジネス本を中心に毎年60冊読破。本を通じて心に響く生きた日本語を学ぶ。誰にでも分かりやすい説明で慣用句を解説していく。
「足が棒になる」の意味は?
「足が棒になる」には、次のような意味があります。
長く立ったり歩いたりして疲れ果て、足の筋肉がこわばる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「足が棒になる」
適度に体を動かすことも大切ですが、動き過ぎても疲れが溜まるものですよね。「足が棒(ぼう)になる」は、長時間の立ち仕事で筋肉が強張る、もしくは長時間歩き続けたことによる足の疲労を「棒」にたとえた慣用句になります。酷使した足の状態を説明する際に用いるとよいでしょう。「棒」という言葉自体にも「疲れによって足の自由がきかなくなる」という意味が含まれています。そのため「足を棒にする」という表現でも問題ありません。
\次のページで「「足が棒になる」の使い方・例文」を解説!/