
3分でわかる「屈折」「全反射」の意味や違い!登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説
水の入ったカップの底に10円玉を置いてA点からみると、B点がC点にうかび上がって見える。このときのB点からA点までの光の進み方を書こう。
Aの場所に”目”があると考えましょう。
まずはCからAに向かってまっすぐな点線を書きます。水と空気の境界を見つけ、屈折するポイントを探しましょう。Aから境界面のポイントまで実線を書いたら、そこからBに向かって直線をひきます。これで、光の道筋が欠けました!
光の進む方向は”B点からA点”ですので、そのように→をかきましょう。
図のように水の入った容器と鏡をセットしたとき、水から空気中に出るところまでの光の進み方を角度に注意しながら書こう。
まずは空気中の鏡に垂直な点線を書き、それをもとにして反射した光を書きましょう。「入射角=反射角」です。
この光は水面にたどりつき、屈折して水の底へ進みます。水面に垂直な点線を書いて、「入射角(空気側)>屈折角(水中側)」になるような実線をつくりましょう。
水の底では再び反射し、光は水面へ。空気中に出ていくときには「屈折角(空気側)>入射角(水中側)」です。

image by Study-Z編集部
なお、この図で書いた角のうち、「空気中から水中に進んだ光の入射角」と「水中から空気中に進んだ光の屈折角」の大きさは同じになります。また、「空気中から水中に進んだ光の屈折角」と「水中から空気中に進んだ光の入射角」の大きさも同じです。ここまでしっかりかけると正確ですね。
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