地学地質・歴史理科

化石は大きく2種類に分けられる!示準化石と示相化石の特徴を地球科学専攻卒が5分でわかりやすく解説

新生代:ナウマンゾウ、マンモス、ビカリア

中生代:恐竜、アンモナイト、トリゴニア、イチョウ

古生代:三葉虫、フズリナ

カンブリア紀:バージェス動物群

先カンブリア時代:ストロマトライト

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恐竜には沢山の種類があるからより細かく時代を推測することができるんだぞ。

示相化石

image by iStockphoto

その生き物が生きていた環境を推測することのできる化石を示相化石といいます。現在の生き物で例えると、ホッキョクグマや熱帯魚などはその生き物からどんな場所に生息しているのかがわかりますよね。

しかし、大昔には生息していたけれど現代では全く見なくなってしまった生き物ももちろんいます。そもそも化石として発掘される生き物は、ほとんどが絶滅してしまっていますよね。そのような生き物の化石は、現代の生き物の中でより近い生き物と同じような環境で生息していたと推測し、判断します。

示相化石で注意したいポイントは、その化石は当時も発掘された場所と同じ場所で生息していたのかということです。もしかしたら天候や災害により化石になってから遠くに運ばれた可能性もあります。また、何万年も時間が経つとプレート運動により大陸もかなりの距離を移動しているため地殻変動も一緒に考慮しなければなりません。なので、示相化石から当時のその場所の環境を考える時は注意が必要です。以下に主な示相化石について挙げてみました。

サンゴ:浅くて温帯の海

シジミ:塩分濃度の低い場所(河口付近や湖など)

イタヤカエデ:温暖な地域

タニシ:淡水の湖沼や川

マンモス:寒冷な気候の地域

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示相化石は基本的に現代でも見ることのできる生き物で、昔も生息していたものが使われているぞ。他には化石からわかる骨格や皮膚の厚さなどからその生き物が生息していた環境を推測することもできるんだ。

化石を探しに出かけてみよう!

化石にはどの時代に生息していたのか知ることのできる示準化石と、当時の環境を推測できる示相化石の大きく2種類がありました。示準化石には恐竜やアンモナイトのように、繁栄と絶滅がはっきりとしているものが適しています。また、示相化石は当時の環境を推測する手がかりとなるため、現代も生息している生き物が使われることが多いです。

筆者のおすすめの化石発掘ポイントは、ずばり滋賀県にある琵琶湖周辺。琵琶湖はコイ科の淡水魚の化石がでる珍しいポイントですよ。また、大阪府和泉市でもコイ科やナマズなどの淡水魚の化石が発掘されることがあります。植物や貝類の化石は頻繁に発掘されますが、魚類の化石のようにマイナーな化石もいいものですよ。化石が採れたら早速、その化石が採れた時代や環境について推測してみましょう。

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