国語言葉の意味

「眉に唾をつける」の意味は?「眉唾もの」は同じ?語源や使い方・類義語なども元外商の筆者が解説!

よぉ、桜木建二だ。これから「眉に唾をつける」について解説する。

簡単に言うと「眉に唾をつける」は「疑うこと」だが、意味や語源などを理解するとスムーズなコミュニケーションにも役立つこと間違いなしだ。

今日は元外商で言葉を駆使してきたねことすなを呼んだ。「眉に唾をつける」について一緒に見ていこう。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ねことすな

ホテル・百貨店で多くのお客様と接してきたライター。現在も言葉を最大のコミュニケーションツールとして日々活動しつづけている。元外商の経験から「相手の気持ちを創造する」言い回しが得意。

「眉に唾をつける」の意味・語源は?

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「眉に唾をつける」初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。「眉に唾をつける」は「まゆにつばをつける」と読みます。「眉に唾をつける」にはその様子からは想像しがたい意味・語源も。一緒に見ていきましょう。

「眉に唾をつける」の意味は「人から欺かれないように用心する」

「眉に唾をつける」の意味をまずは辞書で確認してみましょう。

狐や狸などにだまされないように眉に唾をつける。転じて人から欺かれないように用心する。できすぎていると思われる話を疑う。

(出典 コトバンク ことわざを知る辞典「眉に唾をつける」)

人だけではなく物や事も対象になるようですね。

「眉に唾をつける」と聞くと眉毛に唾をぺたぺたと塗ってなでつける、という様子が想像できますね。ただ慣用句になるとかなりかけはなれた、全く違う意味を持ち合わせていることがわかります。ではなぜ「狐や狸」がでてくるのでしょうか。早速語源を見てみましょう。

「眉に唾をつける」の語源はとてもユニーク!

「眉に唾をつける」の語源は狐や狸にだまされないように眉に唾をつけたことからきていると言われています。

狐は化けたりだますときに人の眉毛の本数を数えたそうですが、眉毛を唾で塗り固めることで本数を数えさせないようにしたことが語源になっているのですね。とんちで知恵をしぼりだす「一休さん」も似たようなしぐさをしていました。現代では想像できない、少し怖いけれど何ともユニークな光景です。

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