国語言葉の意味

【慣用句】「打てば響く」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「打てば響く」について解説する。

端的に言えば打てば響くの意味は「相手の投げかけにすぐに反応すること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好きで歴史好き、名古屋出身で5年間のライター経験を持つeastflowerを呼んだ。一緒に「打てば響く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/eastflower

今回の記事を担当するのは語学好きで英語、中国語が得意な5年目のライター、eastflower。「打てば響く」の言葉の起源やどんな場面で使えるのかをわかりやすく解説していく。

「打てば響く」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「打てば響く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「打てば響く」の意味は?

それでは、まず、「打てば響く」の辞書の意味から見ていきましょう。

1.働きかけるとすぐに反応する。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「打てば響く」

2.すぐ、その反応・効果が現れる。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「打てば響く」

「打てば響く」(うてばひびく)と聞いて最初にどんな光景をイメージしますか?

打楽器、具体的には「太鼓」(たいこ)が響き渡るところを想像される方も多いのではないでしょうか?また、「打つ」という言葉から「将棋」(しょうぎ)の駒や「囲碁」(いご)の碁石(ごいし)を盤に打った時の音を想像される方がいらっしゃるかもしれませんね。

「打てば響く」は、辞書に記載されている通り、打つとすぐに響く楽器のように声を掛けるとすぐに適切な反応が返って来る比較的、動きの機敏な人のさまを指し、ほとんどが肯定的な意味で使われています。

「打てば響く」の語源は?

次に「打てば響く」の語源を確認しておきましょう。

「打てば響く」という用語がいつごろから使われるようになったのかははっきりしませんが、「打てば響く」の代表でもある太鼓については、紀元前である縄文時代(じょうもんじだい)から既に使われていたと考えられています。当時の太鼓の目的は音楽の演奏というよりは、仲間同士の合図や警報として、また祖先との対話の道具として使用されてきたのだとも考えられていますね。縄文時代の人々は土器(どき)に動物の皮などを張り付けて太鼓を作っていたと言われているのです。

世界各地で太鼓は使われてきましたが、太鼓を音楽の楽器として使うことを伝えたのはアジア諸国から日本に渡ってきた人々であると考えられています。群馬県では5世紀に作られたと推察される肩から太鼓を下げた埴輪(はにわ)が出土しており、この時代には太鼓が既に楽器として使われていたことが確認されました。

戦国時代に入ると周囲に響き渡る太鼓が軍を率いるために使用され、江戸時代に入ると現在の太鼓のスタイルが確立されることになります。太鼓は歌舞伎が盛んに行われ、効果音としても重要な役割を果たすようになっていったのです。

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