国語言葉の意味

【慣用句】「尾を引く」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「尾を引く」について解説する。

端的に言えば「尾を引く」の意味は「過去の事件が後に影響していること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

教師や講師としても教えることに関わってきた「やぎしち」を呼んだ。一緒に「尾を引く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/やぎしち

雑学からビジネス文章まで手掛ける現役ライター。
国語の中学・高校教諭の資格も持ち、予備校講師の経験も。言葉を大切にした文章を心掛けている。

「尾を引く」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「尾を引く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「尾を引く」の意味は?

「尾を引く」には、次のような意味があります。

物事がすんだあとまでも、名残が続く。のちのちまで影響する。「一年前の事件が、今でも―・いている」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「尾を引く」

この言葉は、「物事や事件の影響が、終わったあとまでもずっと続いていること」を指す慣用表現です。

他にも、「線状になって流れていく」という意味もあります。たとえば「流れ星が尾を引いて流れる」「雲が尾を引いて空に広がっている」といった状況で使われますが、こちらは言葉通りの意味のため慣用表現として問われることはまずないでしょう。

「影響が続いている」という意味で使う場合、「尾を引く」という言い方には、ズルズルと何か重い物を引きずっているような印象を受けますね。その為、この言葉はあまり良い意味では使われないこともポイントです。例文の項目で使い方をチェックしてみてくださいね。

「尾を引く」の語源は?

次に「尾を引く」の語源を確認しておきましょう。この言葉は、何か特別な由来から発生したものではないようです。

意味の項で記載したように「尾を引く」イメージとして、何か重いものをずっと引きずっていたり歯切れが悪いような感じから、こうした意味で使われるようになったのではないでしょうか。

実際に、思い出や過去のことを「引きずる」と言うことがありますね。その場合も、良い思い出に対してはまず使われないでしょう。「尾を引く」という言葉が持っているのも、まさにそんなイメージです。後々まで良くない影響を及ぼすような物事・事件に対して使うようにしてくださいね。

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