理科生物生物の分類・進化

5分でわかる「昆虫の定義」クモやダンゴムシは昆虫ではない?理系院卒ライターが分かりやすく解説!

羽が2枚だけ!双翅目の仲間

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夏になると大量発生するコバエ。毎日キレイに生ゴミを掃除していても、発生する時は発生してしまう憎い生き物を知らない人はいないでしょう。

このようなハエ達ですが、生き物の分類では双翅目と呼ばれるグループに所属しています。名前にもある通り、通常4枚あるはずの羽が2枚しか存在しません。こちらも昆虫の定義から外れた生き物ですね。双翅目の場合もタテハチョウ科の生き物と同様に、一部の器官が退化した結果定義から外れてしまったの過去があります。

ちなみに、退化した後ろ羽のことを平均棍(へいきんこん)と呼び、ハエの正確無比な飛行技術になくてはならない器官です。平均棍を切除したハエはまっすぐ飛ぶことができず、体の平衡感覚を保つことができないそう。このように退化した期間だからといってその生き物とって不要とは限らないということがわかります。

昆虫って面白い!

今回の記事では昆虫について詳しく解説しました。普段何気なく目にする昆虫ですが、少し掘り下げてみるだけでもこれだけたくさんの発見がある面白い生き物です。近年では、低コストで高タンパクな『昆虫食』もう新たな食材としてみる文化も注目され始めました。

また、『蚊が人の血を吸うメカニズムを応用した、痛くない注射針の開発』と言ったように、昆虫をモチーフにした発明は今後もたくさん出ることが期待されます。 近い将来、我々の生活の大部分は昆虫の恩恵に預かったものになりそうですね。

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hamanan2014