3分でわかる状態の三態(固体・液体・気体)の違い!体積・質量は?登録者数95万人人気講師がわかりやすく解説
そうですね。逆に、温度の高い気体の状態の物質を冷やせば液体に戻り、さらに冷やし続ければ固体になります。
固体⇔液体⇔気体
昇華とは?
物質の中には固体の状態から液体にならず、直接気体に状態変化するような物質もあるんです。そのような状態変化は「昇華(しょうか)」という特別な名前でよばれています。
状態変化と体積・質量
物質の温度を変えて固体・液体・気体のさまざまな状態変化を引き起こすことができますが、体積や質量は変化するのでしょうか?
結論から言えば、状態が変わるとその物質の体積は変化しますが、質量は変化しません。
例えば1gの液体の水を、気体にした場合を考えてみましょう。
1gの液体の状態の水というと、水滴で20滴ほど。ペットボトルのふたに、1/5くらいのところまで水を入れると、だいたい1gです。
非常にわずかな体積ですが、これがすべて100℃の水蒸気になると、その体積は1700㎤(1.7L)ほどにもなります!わずかな水が気体になっただけで1.5Lのペットボトルよりも大きなかさになる…というのは不思議な感じがしますね。
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