「昨日の敵は今日の友」の英語での表現は?
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日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。
「昨日の敵は今日の友」は、英語圏ではどのように表現するのでしょうか。
「昨日の敵は今日の友」の英語表現
「昨日の敵は今日の友」を英語で「Yesterday’s enemies could be today’s friends.」ということができます。
「enemies」は「enemy」の複数形で、意味は「敵」。「could」 は、この場合は推量を表し「~になり得る」「おそらく~だろう」という意味です。つまり「Yesterday’s enemies could be today’s friends.」は、「昨日の敵は、今日の友にもなり得る」というように訳すことができます。
もっと単純に「Yesterday’s enemy is today’s friend.」と言う場合もありますが、「そういう可能性もある」という推量のニュアンスが入っている方が日本語の意味に近いかもしれません。
1.He used to be my rival. But now, he is one of my good friends.
彼は以前私のライバルだった。しかし今では、仲の良い友達の一人だ。
You mean ”Yesterday’s enemies could be today’s friends”
「昨日の敵は今日の友」という意味だね。
2.As the saying goes, “Yesterday’s enemy is today’s friend.” we made up with her.
「昨日の敵は今日の友」ということわざの通り、私たちは彼女と仲直りした。
「Yesterday’s enemies could be today’s friends.」と似たような英語表現・フレーズは?
最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。
「昨日の敵は今日の友」は、「昨日の友は今日の仇」や「昨日の友は今日の敵」など、「友」と「敵」「仇」の位置が反対になっている場合もあります。少し言い回[しが違うだけで、状況に応じて立場が変化するという意味は同じです。
似た表現その1「A friend today may turn against you tomorrow.」
「A friend today may turn against you tomorrow.」を使っても、同じような意味を表現することができます。
「turn against」は「敵対する」「敵に回る」などの意味を持つ熟語です。つまり「A friend today may turn against you tomorrow.」は、「今日の友は、明日にはあなたの敵に回ることもある」と訳すことができます。
「tomorrow」が使われている点や、「敵が友になる」ではなく「友が敵になる」という点などが「Yesterday’s enemies could be today’s friends.」とは異なりますが、言っている内容は似ていますね。
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