国語言葉の意味

【慣用句】「夢の跡」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師がわかりやすく解説!

「夢の跡」の使い方・例文

「夢の跡」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.全国大会で優勝し日本一となった夢を見たが、まだ夢の跡の余韻に浸っている。
2.動画の再生回数が急増し注目を浴びたが、今となっては夢の跡で、1週間で忘れ去られてしまった。

例文1.は、睡眠中に見る夢のことで、目が覚めても夢の中での出来事を思い返しながら余韻に浸っているようすのことです。例文の2.のほうでは、事実として注目された時期がありながら、短期間のうちにその事実がなかったかのような状態に戻ってしまっていることを表しています。

いずれも、睡眠中の夢であっても現実の出来事でも、現実とのギャップが大きいほど「夢の跡」という言葉がふさわしくなりますね。

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ここまで、「夢の跡」の意味や語源、使い方について解説してきた。『おくのほそ道』は、出版物やインターネットの情報サイトによっては『奥の細道』と表記することもある。しかし、中学校の教科書では『おくのほそ道』で統一されているということを知っておくといいぞ。

「夢の跡」の類義語は?違いは?

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それでは、「夢の跡」の類義語についての説明です。「夢の跡」に近い意味の表現がいくつかあるので、一緒に見ていきましょう。

「邯鄲の枕」

「夢の跡」の類義語には、「邯鄲の枕(かんたんのまくら)」があります。意味は、人生の栄枯盛衰のはかないことのたとえです。

盧生(ろせい)という青年が、趙(ちょう)の都の邯鄲で呂翁(ろおう)という仙人から枕を借りて眠ったところ、富貴を極めた五十余年を送ったものの、目が覚めてみると炊きかけの粟がまだ炊けていないほどの時間であったという故事に由来します。

この「邯鄲の枕」のことを、ほかに「邯鄲の夢」「一炊(いっすい)の夢」「盧生の夢」と言うこともありますよ。

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